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ヤングスーパーマン
・今回のレビュータイトル
「ハチミツとクローバーⅡ#08」
さて「今日の日記ネタは何にしようか?」と思っていると、
TVでスーパーマンのCMをやっていました。そこに映るレックス・ルーサー…
そこで、ふと昨夜14話のシナリオの中で書いた「良い人間とか 悪い人間とか、そんな都合よく割り切れる人間なんてフィクションの中にしかいない(誰にだって良い部分と悪い部分があると言う事)」と言う台詞がが思い起され、ピーンと来ましたw
今日は「ヤングスーパーマン」で行こう!と(^_^A

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アメリカでは、ハリウッド作品のTVシリーズ等が良く放映されている訳ですが(機会があったら、その中でも特に好きなTV版ロボコップとTV版ハイランダーについて語りたいです)、ヤングスーパーマンはNHKでも(ファーストシーズンだけ)放映していた事で(確か、「無人惑星サヴァイヴ」30分前に)、見ていた方も多いのではないでしょうか?
私もその口で、セカンドシーズン以降は見てないんですね(^_^A
さて、問題の作品内容ですが、タイトル通りにスーパーマンの青年時代を描いた作品で、これが中々凄い物語です。

レックス・ルーサーと言えば、強大な財力と権力(ルーサーコーポレーション社長>合衆国大統領)を持つ悪の天才でありスーパーマンの宿敵です。地球にはレックス以上に危険な人物は居ないと言う事になっていますが、正義の方法論がスーパーマンと異なるだけと言う気もします…この正義論の対立で、スーパーマンとバットマンは何度か戦ってますし(当然、バットマンは生身では勝てないので、手から酸とかが出るパワードスーツ装備w)。
実際、身内の人間には非常に面倒見が良かったりするのですが、ヤングスーパーマンは青年時代のクラーク・ケントとレックス・ルーサーの友情を描いた作品だったりしますw
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いや、何かもう青年時代のレックスが良いキャラなんですよ!(歳くっても良いキャラだけどw)
レックスの父に個人的な恨みを持つクラークの父に冷たくされるレックスが、それでも親友とその家族の為に手を尽くしたりする辺りとか実に良い感じです。
その度にクラークの父が「レックスの事を誤解していたよ」とか「やっぱり信用できん!」とか変節しまくる辺りとかw
絵に描いたような悪徳企業の社長のレックスの父親と、父親に遺恨を持ちスマートなやり方のレックスとか…いや、本当に「レックスが主役」と言っても良い作品で、良い感じにダブル主人公の配分が出来ていると思います。

舞台はスーパーマンの故郷であるスモールビル(なお、「ヤングスーパーマン」は邦題であり、原題はこの町の名前から「SMALLVILLE」)。このカンザスのド田舎に、隕石(スーパーマンの母星の破片)&赤ん坊の頃のスーパーマンが落ちた事から、少しずつ平和な町が変質して行き、隕石の破片でミュータント化した人々が事件を引き起こし、
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クラーク・ケントがこっそりそれを解決して行くと言うのが大まかな流れです。
当然、全身タイツは無しですw
雰囲気としてはXファイルが近いか?
少なくとも、ファーストシーズンはビデオで出てます。見た事無い人は、是非見てみてください。

> ハチクロ
はぐの心境の変化が解らないとか、「はぐはビッチ!」とか言う、作品を理解してない意見をよく耳にしますが
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冒頭のこれは、そういった人達の為に作った部分に思えました。
少し状況を整理しておきますと、

・はぐにとっては、自分の作品を作る事が何よりも大事。
・はぐが男として愛しているのは森田であり、創作の上での刺激にもなっている。
 一方で、修ちゃんも無くてはならない精神的な支えであり、愛している(男としてでなく)。
・東京に残って作品を作るのを続けると、修ちゃんの生活を大きく犠牲にしてしまうので、
 卒業後は田舎に戻って細々と作品を作ろうとしている
 (でも、本当は修ちゃんの人生を犠牲にさせてでも作品を作りたい)。

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そういった前提で、「大好きな人の大切な人生を変えてまで」とか「それと引き換えに何を修ちゃんにあげられるんだろう」と言う台詞がある訳で、ここが解ってないと本気でこの後の展開は理解できないでしょうし、「はぐビッチ!」って事になるんでしょうね(^_^A
こういったフィクションにおいて(特に少女マンガにおいて)、人生の価値観の第一位が恋愛と言うキャラは非常に多いですが、現実の世界では、そういった人はフィクションの世界より少ないです。
少女マンガのヒロインとして、人生の優先順位に恋愛がさしたるウエイトを占めてはいないと言う時点で、はぐは理解され難いキャラではありますよね…その、人生の優先順位第1位が「創作」と言う事も、理解され難いだろうし。
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まぁ、あゆはその為のキャラな訳ですが…要するに、読者、視聴者の大多数と価値観があまり変わらないヒロインとして。自分を投影し易いキャラとして。
しかし、事故現場でどうして良いのか解らず、一人で立つ事も出来ずに抱き合うあゆと竹本さえ「恋愛感情」と考える人もいる様ですし、万人に理解してもらう作品と言うのは難しいなぁと思います。
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そして、カオルの泣き笑いが、本当に痛々しいです…orz
もうね、根岸のおじさんを恨む事が出来なかった分、全部フロイドエレクトリックの社長に行ってますね。
会社から追いやり、訴訟を起こして無一文にするまでの苛烈な憎悪と、そうやって相手を不幸にしてしまった事に痛みを感じてしまう優しさ。
カオルは本当に良いキャラですな。

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Comment

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はぐにとって創作が最優先とは理屈では理解しているつもりでしたが(原作で「描けなくなったら私も死ぬ」とも言っていたし)、黒川さんの「彼女が愛しているのは森田さん」という部分が、今ひとつ理解できませんでした。

改めて考えてみると、彼女の恋愛感情がわかりやすく表れている場面って、非常に少ないような気がします。
森田さんに愛情を示した場面、ととっさに聞かれても私には思い浮かびませんでしたし。互いの実力への尊敬やら親近感やらは理解できたのですが、愛情は認識できなかったなぁ…。

久しぶりに原作を読み直したんですけど、恋愛感情を(絵や文章を使って)表面に出しまくっている竹本や真山、山田と比較して、彼女と森田さんは今ひとつ理解しづらい。
何故なんでしょう。
Coltrane | URL | 2006/08/18/Fri 22:15 [EDIT]
re:Coltraneさん&
> 彼女の恋愛感情がわかりやすく表れている場面って、非常に少ない

おそらく、それは森田さんもはぐも「恋愛が成就すれば良い」と言う風には行動していない為でしょう。

森田さんは、(あれでも)兄の復讐に付き合うと言った事が、今までの人生の中でかなりのウエイトを占めていました。
しかも、復讐が成ってしまった後にカオルがどうなるかも解っていたでしょう。要するに、好きな相手が居て、その事の恋愛を成就させようと思えない状態ですね。

はぐの場合も、育ってきた環境から初恋に近い様な恋愛経験で、自分からどうしたいとかよりも、戸惑う事しかできない。どうして良いのか解らないから避けてしまう。
また、恋愛関係以外でも、相手に求める事は極力無い子で、それは「相手が相手の人生でなすべき事の妨げにならない様に」と言った考えがベースにあるのではないでしょうか?
逆を言えば、はぐの価値観の中で「人生においてなすべき事」が自分の人生においても、相手の人生においても大きい。
だから、森田さんがアメリカに行った時にも、それを受け入れる訳だし、伴侶として森田さんを選んでしまうと、自分か森田の創作を犠牲にしてしまうといった考えが大きいのでしょう。

はぐは甘えるのが下手、森田は相手を受け止めるのが下手で、恋愛にブレーキをかけ、ちょっとした気の緩みがあった時だけ、恋心が暴走しちゃったりするのだと思います(マフラーぐるぐる巻き事件とか)。

そこの所は、読者に理解しやすいヒロインのあゆに「何でだか解らない」と言わせてますが、その時の作品上の回答もかなりあいまいです。
それをあゆに言われて答える側が、森田やはぐの事を良く知らないし、先生辺りに全部言わせちゃうのも、作品として何か違うかと…
この、あゆの「解らない」は「解らない人はあゆと一緒に考えて欲しいなぁ」という作者のメッセージかなぁと思います…あくまで、自分が作る側だったら、「何故ここであゆにそれを言わせるか?」という目線で見たらそう見えると言う事であって、羽海野先生がそう考えているだろうと言う事ではないのですが(^_^A
黒川 | URL | 2006/08/18/Fri 23:21 [EDIT]

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