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予定を変更して、史実に照らし合わせた一休さん
さて、私が幼かった頃に「一休さん」のアニメをやっていた訳ですが、
大きくなるにしたがって、史実の人物が見えてきたりすると、なかなかコレが興味深かったりします。

一休さんこと一休宗純は、後小松天皇の庶子であるとされていましたが、最近では足利義満の子だったともされており、そうなるとアニメの将軍様は、一休さんのパパです(^_^A
何か、途端に将軍様が親馬鹿に見えてきました。そうか、アレは出家させた上に実の父と名乗る事も出来ない息子への、歪んだ愛情だったのかw

新右衛門さんは、K1ファイターの武蔵のご先祖様で、実は子供の頃の一休さんと面識があった訳ではなく、連歌に才の有った歌人。

そして将軍様こと足利義満はアニメではあんなですが、「日本史上最高の頭脳と手腕を持った悪徳政治家」であると私個人は評していますw
何と言っても、武力ではなく政治の力で南北朝時代を終わらせてしまった上に(コレに関しては、北朝鮮に拉致されていた五人拉致被害者を思わせる(^_^A)、政治の力で皇位簒奪まであとほんの少しと言うところまで上り詰めたと言う凄まじい人です…まぁ、だからこそ(おそらくは)暗殺されちゃった訳ですがw
暗殺は義持説も有りますが、朝廷側が行ったものと私は考えています、義持も相当義満が嫌いだった様で、父である義満が溺愛していた弟の義嗣(コイツを天皇に仕立てる事で皇位簒奪を成そうとしていて、事実上それは時間の問題と言う所まで来ていた)を、父が死んだ直後に殺害した事をはじめ、父親が作ったものを尽く破壊してゆきます(^_^A
しかし、金閣寺は朝廷側の意向で壊さなかった上、朝廷側は「鹿苑院太上法皇」の名を義満に送ろうとしています(当然、義持は断りましたが、相国寺に「鹿苑院太上天皇」として記されています(^_^A)。金閣寺と言うのは、生前の義満が、朝廷に自分の力を見せ付ける為に作った、朝廷側としては忌まわしい存在であり、義満亡き今、壊したくてしょうがない物である筈なのに、義持がそれを壊そうとした時に待ったをかけ、さらに「法皇」の名まで義満に与えようとする。
何故なのか?
この時代、「呪い」と言うものは実在しており(「実在する」と皆が信じていた)、義持がここまで死者に鞭打つ様な事が出来るのは自分が手を下したのではないから。
逆に、朝廷が死んだ義満にそこまでするのは「自分達が手を下したから、ちゃんと祀らないと祟りをもらう」と言った、当時の考えが有ったからと解釈するのが自然なのです。こうした考えは天神様こと菅原道真や、将門神社の平将門等を見れば明らかで、暗殺犯や討伐した者が、仇敵を神として祀っています。
将軍様…アンタ本当は一休さんよりスゴイ切れ者だったんだなw

ちなみに、私はかなりこの人を評価しまくっている為、以前取り上げた「私が作ったTRPG」の世界では、スゲェ昔(足利幕府時代の「大和国」)の足利幕府最後の将軍で、庶民の間で怪しげな教えを流布して足利幕府を苦しめていた厩戸皇子(聖徳太子。このゲームでは○○○○も兼ねている)を、「十三」代将軍に即位直後、策を弄して(弟子の一人を買収しました…銀貨でw)捉える事に成功し、処刑したり、晩年に天皇を「僭称した」事を大義名分に信長に討たれたりと、大活躍してくれますw
ちなみに、この世界の信長は、この「帝殺し」がある為に我々の世界以上に他の権力者達から危険視されてた訳ですが、同時に海外(この世界では大和国の北側の海は地中海なので、ローマと日本は目と鼻の先)で認められつつあった「厩戸皇子信仰」を、再び日本でも認める様にしたり、厩戸皇子が説いた「和の精神」から「倭」を「大和国」と改名した事から、当時の民や海外での評価が高かった。
さらに死後は、冥界でも挙兵し、「十二真君」という十二人の悪魔王(真王ルシフェル、超王サタン、英雄王ベリアル(欠番)、魔神王オーディン、雷神王トール、陰王ロキ、大王ヌァザ、光王ルー、破壊王シヴァ、聖竜王バハムート、魔竜王ティアマット、聖徳王ウマヤドノオウジ)以外の、冥界で14番目の勢力の首魁(十二真君は1人欠番ですが、冥界の海(魂の還る場所)を収める阿弥陀如来の眷属が12番目の「悪魔」の勢力として存在し、他にも冥界には前回取り上げた死の女神「カラム(大日如来)」とその眷属が居ますから)第六天魔王として、死んだ後も元気いっぱいに活躍してます。
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Comment

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義務教育での歴史の授業は寝てしまうほど退屈なのに、他人による仮説を読むのはどうしてこうも面白いのでしょうか。
参考文献からして違うのかなぁ…。黒姫さんもやたらと詳しいし。

ちなみに私の一休さんのイメージはアニメによるものではなく、実家で読んだ漫画「あっかんべぇ一休」によるものが大きいですね(破戒僧として活躍した頃の)。あちらは娯楽よりも宗教や歴史物という雰囲気が強かったのですけど。
Coltrane | URL | 2006/11/08/Wed 00:34 [EDIT]
これ一休。っと将軍さまが一休に呼びかける時の声が頭の中によぎりました(苦笑)

蜷川新右衛門さんは黒川さんがおっしゃるように実在の人物で本名は蜷川親当。蜷川家は名門で確か今川家に連なる家柄(今川家も元を辿れば足利家にたどり着くが)で、幕府内でも結構な高官を代々勤める。んで宗祇が選んだ連歌七賢の一人。新右衛門、実際一休宗純と交流があったのは出家後の晩年で小坊主一休とは会ってないんですよね。

んで将軍様こと足利義満の皇位簒奪計画はガチ黒だと私は思いますね。そして都合のいいタイミングで義満が死んだのは黒川さんがおっしゃるように、私も暗殺だと思います。
ただここからが違って朝廷暗殺説ではなく私は幕府側(特に高位の幕臣)の暗殺だったと考えます。
なぜなら朝廷、特に貴族達は足利義満を消しても意味無いのですよ。反対に自分達の庇護者を消してしまう事になるし。
未遂に終わった宮廷政変、義満による皇位簒奪路線を支持したのは公家・寺社という中世的勢力で、守護大名ら有力武士層は逆に簒奪反対にまわっていたという逆説的な事象が資料を読むとみられるんですね。何故武士達が反対に回ったかという説明は次のように説明できる。公家・寺社ら南北朝の動乱を通じて翻弄されつづけた旧権門は何より強大な王権出現を待望したのであり、一方「宿老」と呼ばれる有力守護、有力武士層は足利氏の絶対主義化をおそれ、一致して簒奪反対に回ったんです(当時の資料を読んでいくうちに、元々私は武士達の方が簒奪賛成で貴族達朝廷はそれになんとか抗っていたと思っていたんですが反対だったのでビックリしました)。
何故武士側が足利氏が絶対主義化していくのを反対したかというと自分達武士の既得権益を無くす所為に写るんですね。元々足利幕府は将軍権力が弱く、将軍直轄領も少なく(足利尊氏が気前良く自領土を功績あった者に与えすぎたのと、元々足利家の所領も対して大きくはなかった)設立当初から足利幕府は重臣達との合議制。それを踏み外す行いをする義満に対し有力守護や武士層は不満に思っていたんですね。だから暗殺して義満臭がするのは徹底的に破壊していき、朝廷からの鹿苑院太上法皇を拒否った。
何故朝廷が義満に鹿苑院太上法皇という最高位を送ろうとしたかというと、それしかもう与えられる官位とかが無かったんですね。義満は生前に既に人臣を極め官位を辞した後は准三后待遇。表立って朝廷に対し仇名す事をしてないから死後に官位を贈位するのは通常の行い。だけどもうあげられるの無いよって事と生前既に皇族待遇だったから鹿苑院太上法皇という最高位をあげようとしたんですね。
まぁ義満は面白い人物ですわ。黒川さんが言うように日本史上最高の頭脳と手腕を持った悪徳政治家ですな。

っと長々と書いてしまったからここら辺でやめておこ。黒川さん申し訳ありません。ちなみに私の考えは今谷明氏の考えに非常に影響を受けていますので、他の学者の説も読まないとなと思ってる今日この頃です。
黒姫 | URL | 2006/11/08/Wed 01:57 [EDIT]
re:Coltraneさん、黒姫さん
> Coltraneさん
私の場合、TRPGの世界観を作る為に、「もう一つの歴史」を世界史、日本史合わせて作る必要性から、資料漁って、そこから自分で話を作ると言う事をやってますからねぇ(^_^A
その過程という事も大きいです。
「あっかんべェ一休」は良い話ですよねw

> 黒姫さん
おお、流石は黒姫さん、詳しい!
私の場合は、魔法や神様や人間以外の種族が実在する世界の歴史に当て嵌めて改変してゆく中での「こういう風に改変したけど、実際の歴史はこうだったんじゃないかなぁ?」なので、歴史解釈の一つとして見て頂ければ…って感じです。
いやぁ、以前も日記ネタで書いたのですが、その架空の歴史が(HDのトラブルで)丸ごと消えちゃって、残っているのは数年前に作ったバージョンの古い基本ルールとモンスターマニュアル程度なので、(SRCのシナリオもあるし)黒姫さんみたいな歴史詳しい人に、消えちゃった歴史の再編成を外注したいくらいですよ…orz
黒川 | URL | 2006/11/08/Wed 21:23 [EDIT]
>魔法や神様や人間以外の種族が実在する世界の歴史(中略)なので、歴史解釈の一つとして見て頂ければ…って感じです。

とても興味をそそられます。けどHDDトラブルで消えてしまったのですね(´・ω・`)ショボーン

私の場合小説を書くジャンルがよく歴史モノで書きたい場面を書く為にそれまでとそれからの歴史改変をするので、必然的に幅広く知識がいつの間にか増えていたって感じですね(戦国末期を書くはずが、平安時代から明治まで調べたおして肝心の戦国時代の調べ物がおざなりになった事も数多くorz)。
そのせいで容量の乏しい脳内HDDを圧迫していますorz

では、まだ暖かいなぁっと思っていたら突然寒くなったのでお体には十分気をつけてくださいね(`・ω・´) シャキーン
黒姫 | URL | 2006/11/09/Thu 03:05 [EDIT]
re:黒姫さん2
義満関係では、全体の流れとしてこんな感じでした。

この世界の帝と言うのは、天迩岐志国迩岐志 天津日高日子 番能迩迩芸命(要するに、天皇家のご先祖様。以下、迩迩芸命)のアバタールであり、本当の意味で現人神なのですが、朝廷の腐敗を正す為に、現人神を送り出すのを止めてしまう訳ですが、朝廷はそれで悔い改める所か南朝、北朝に二分して、現人神も居なければ、南朝北朝が二重に税をとる、侍はそれを民から搾取すると言った、大和国史上最大の混迷期に突入してしまう訳です。

南北朝時代の末期、かつて北陸に流された用明天皇の血族は衰退し、唯一の直系であった推古も皇族とは名ばかりの漁村の娘となっていました。推古は(当時、大陸の大帝国であった)マルディークからの難破船の生き残りであった異国の船乗りと結ばれ、長女、真理愛を出産します。真理愛が14歳の誕生日の夜、推古の夢に迩迩芸命が立ち、混迷する倭を治める為に再び現人神を世に使わす事、真理愛の胎内にその子を授けた事を告げます。そして、啓示の通りに真理愛は乙女のまま受胎しました。
推古は孫の運命を想い、それを嘆いて自分が受けた啓示を誰にも語ろうとはしませんでしたが、その子供が20歳になった時、死の床に臥せた推古は今際の際に啓示の事を話し、孫に(馬小屋で生を受けたため)厩戸皇子とゆう名を贈ります。
自らの使命に目覚めた厩戸皇子は、しかし武によって国を統一しようとはせず、信仰の力により混迷から倭を救おうと、道教(この世界の道教とは少し違う)に基いた自分の思想を伝導し、各地を巡礼しました。彼には国を変えるだけの兵を持たなかったとゆう事もありますが、挙兵すれば倭はさらに乱れ、民に皺寄せが来る事をこそ危惧したのです。
彼は自らを飾ろうとせず、民と同じものを着て、民と同じものを食べました。そして、学の無い者にも解かりやすい様に、例え話を多用する等して解かりやすく、親しみやすい説法を心掛け、多くの信者や弟子を集める事に成功します。やがて民は挙って厩戸皇子こそ現人神であり、真の帝であると讃えるようになりました。
当然ながら南朝、北朝とも厩戸皇子を排除したかったのですが、大義名分無しに皇族である彼に手を出す事もできず、また厩戸皇子も付け入る隙を見せませんでした。
しかし、新たに北朝の十三代将軍となった足利義満は、厩戸皇子の弟子の1人に働きかけ、厩戸皇子への裏切りを強要し、ついに厩戸皇子は捕えられ、処刑することに成功します。

その後、義満は厩戸皇子を討った事を利用して南朝に働きかけ(騙して)南朝を潰し、厩戸皇子の弟子たちは彼の復活を信じて国内外に厩戸皇子の教えを広めたりしますが。
語っていると際限なく続くので(秀吉が、光秀の謀反に気付いて、わざと信長を討たせたとか、細川ガラシャの身に起きた悲劇と、それでも自分の信仰を貫いた高潔さが、マルティーク帝国が衰退して、各国に人質の様に嫁いで行った姫君達に自分達の身の上と重ねさせ、心の支えになって戯曲「グラーシャ」が作られたとか)大概にしときますw

とにかく、この世界の足利義満は神様(迩迩芸命)の計画さえ覆したスゴイ人ですw
黒川 | URL | 2006/11/09/Thu 22:28 [EDIT]

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