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石ノ森原作はガチ!
・今回のレビュータイトル
 「獣拳戦隊ゲキレンジャー #05」「仮面ライダー電王 #08」
さて、数々の特撮ヒーロー作品の原作を手がけ、その没後もなお
電王などのライダー作品の「原作」としてクレジットされている石ノ森章太郎先生ですが、彼が描く原作漫画では(TVに縛られずに書いた作品は)どれも悲劇的な結末を迎えるんですよね。
これは、TV版の「正義が悪を倒す」「正義の為の戦い」と言った、戦いを肯定、或いは一歩進んで賛美する描き方に対するアンチテーゼである様に思われます。
例えば「仮面ライダー」。
漫画版の実質的な最終回(その後も描かれては居ましたが、16p1話簡潔と言うストーリー性の無いTV版の紹介的なものになりました)と言える「10月計画編」のラストですが、ショッカーは10月計画と言う作戦を実行しようと画策していました。
その計画は、巨大なコンピューターでTVや時計などの身近な家電製品に密かに組み込まれた誘導波発生装置を操作し、日本人を操ろうと言う計画なのですが、その基本となるシステムは日本政府が推進していた物であり、国民番号制もこの計画の一部だそうです。
その当時から国民番号制が議論され、実用化したのは最近と言う事実や、コンピューターに対する拒絶感に、当時の時代を感じます。「ロボット刑事」でもそうだけれど、脳以外が全て機械なら、それはサイボーグではなくロボット(人間ではない)と言う、中々に酷い扱いとか…まぁ、石ノ森作品ではサイボーグも人間としては扱われてませんが(^_^A
話を戻して、ライダーはこの計画を潰すと共に、白血病の少年(両親が広島で被曝し、生まれながらに病を患っています。これも戦いに対する批判ですね)を救う為に、ショッカーの進んだ医学で…と言う目的が有ったのですが、結局、戦いの中でその目的を達成する事はできず、少年は死んでしまいます。
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その最後のページには、勝利の爽快感など微塵もありません。
「変身忍者嵐」は、父の仇である血車党を討つ為に血車党の忍者と戦う忍者ハヤテを主人公にした時代劇なのですが…
そもそも、忍者が「親の仇」で行動する所から「忍者としての筋」が通っていない上に、「ハヤテの父親が好きだったから、ハヤテを殺せない」と言うくノ一や、半分足抜けした状態(何も知らない百姓と家庭を持っていた)くノ一を容赦なく殺していきます(--;
中折れの作品解説で「疾風の正義は爆発する!」とか書いてあるのですが、少なくともその文章書いた編集さんと私の正義は全く異なる物のようです(^_^A
そして、ハヤテは最後の戦いで血車党の首領魔人斎を斬った時、その仮面の下から現れたのは自分の父親でした。
父は化身の秘伝書を奪われた際に、重傷を負いながらも生き延び、ショックで記憶を失ったものの、残された秘伝書を取り戻すと言う一念だけで血車党に潜入し、ついには首領にまで上り詰めていたのでした…天才的な忍者だけに、やりすぎちゃったんですな(--;
そして、「父の仇を討つ」と言う目的で戦っていたハヤテの憎しみが、結果的に父を殺し、兄弟達を殺し、血車党を滅ぼすと言う衝撃の結末。
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そりゃ、ハヤテでなくとも「うわぁ」です(--;
まぁ、石川健版は
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「スクリューガンビーーーム!」
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「これで日本も平和になるだろう」みたいですが(--;
ちなみに、この画像を拾った事から今日の企画は始まりました(^_^A
「キカイダー」の場合。
ギルに服従回路を組み込まれたジロー(キカイダー)は、それによって「悪の心」を理解します。ギルはキカイダーの良心回路が組み込まれた場所を特定できず、良心回路が組み込まれたままだったのですが、不完全な良心回路に悩んでいたジローが服従回路に抵抗できるとは思っていなかったのです。
しかし、悪を自らの中に持った事で「自らの悪に負けてはいけない」と言う心が生まれ、人間と同じ心を持つ事ができる様になったのです。
そして、人間になったジローは、ギルの手先となったビジンダーに「嘘を付いて」自由の身になり、装備はされていたけれど恐ろしくて使う事ができなかった最強装備で、敵となったキカイダー01、00、ビジンダーを一撃の下に破壊します。
人間と同じ心を持つ事になったジローは、それによって自らの手で兄弟達を破壊しなければならなかった。そして、永久に己の中の悪と戦わなければならない。
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これもまた勝利の爽快感など、まったく感じられません。
まぁ、後年。ジローは「イナズマン」の作中で(この時は、服従回路の影響が強くなっていた様です)服従回路を破壊され、良心回路(人間の出した悪い命令を受け付けない回路)万歳な話で締めくくられる訳ですがw
そのイナズマンはと言うと、地球の滅びの未来を感じ、自覚も無いままに地球を破滅させていく旧人類を一掃しようとするミュータントの集団「新人類」と、それを阻止しようとするミュータントの子供達(未来への可能性の象徴でもある)の集団「少年同盟」の戦いを描く作品(原作は、イナズマン以前の作品「少年同盟」のリメイクで、登場人物の名前も同じ)。
主人公三郎は、その為に「新人類」側に居た実の母や、育ててくれた両親、「新人類」から寝返ったヒロイン(三郎の両親を殺害した事で、三郎の為に死ぬ機会を待っていた)を次々と失い、ラストは超人同盟の指導者サラーと、新人類の指導者バンバが兄弟であり、サラーがバンバを道連れに玉砕。
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他に比べて救いの有るこのラストも、今までの犠牲や「このままでは、旧人類は自覚も無く地球を滅ぼす」と言う未来に対する対策を少年同盟が何もしていない事から「未来は君たちのものだ…!!」が、実は多大な責任を伴う重い言葉であります。
この「悪事を働いた肉親(敵の親玉)と道連れ」は「スカルマン」「ロボット刑事」でも同じ展開です。しかも、イナズマンと異なり
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そうした犠牲を描くシーンが最終ページで、何のフォローもありません。
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スカルマンなんか、両親を殺した悪人だと思っていた老人は自分の祖父で悪人は両親の方。老人がスカルマンを道連れに焼身自殺ですから、フォローの入れようも無い(^_^A
この様に石ノ森原作では「戦いに勝ったので万事解決しました!」ではなく、勝利の虚しさ、悪の側の理屈等をヒーロー作品に取り込んでおり、ハッキリ言って勧善懲悪なTV版とは別の作品になっています。
(「キョーダイン」の最終話でも、巨大ロボットの幻影と宣戦布告にパニックを起こした人間達が勝手に自滅し、自衛隊が幻影を攻撃する事で東京が壊滅してしまいますし(^_^A)
こういう古い作品は、読んでおくべきだと思いますね。
例のライダーの人物設定で、ショッカーの幹部達が平和な世界を実現する為に戦い、しかも民間人の犠牲者を避けていると言った設定にしたのは、現実的に世界を変える場合の方法論だけでなく、こうした石ノ森ヒーロ作品の持つ勧善懲悪の否定を尊重した設定だったりします。

> ゲキレン
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「まだ足りぬ…」
「理央様?…私の愛が足りませんか?!
メレ最高w
メレの為にこのレビューを続けてる様なものです。
理央が4人目のゲキレンジャーになるイベントの為に、
拳魔の腕輪から三拳魔復活→「お前(理央)は用済みだ!」→メレが理央を庇って死亡
とか言う展開でメレが死んだらどうしよう(^_^A
というか、五毒拳…アンチ戦隊ヒーロー的存在として5人で戦うのがディフォルトかと思ったら、各個撃破されてしまうみたいですね(--;
先週の話は何だったんだ?

> 電王
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「良太郎!私が行くよ!」
「ハナ…さんだと………」
「何?」
「ユミさんと喧嘩しちゃうかも」
さすが、ハナは主要登場人物の中で最強なだけあるなぁw
ドラえもんで言うと、しずかちゃんと比べるぐらいなら、ジャイアンに近い部分が多いというw
そんな自分のキツサ(笑)で他人を怖がらせてしまった事を、一人になって落ち込んだりとか言うのは、ヒールの女子レスラーとか女芸人っぽいですね(^_^A
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おおっ!愛理って自覚は無いけど何かの記憶が無いのね?!
「コーヒーを淹れる事と、星を見る事意外興味が無い」と言うのも、何か関係が有るのか…プチ不思議ちゃんを演出する為の性格設定だと思っていたのに、そこが物語の重大ポイントだったとは盲点だw
しっかりした姉を駄目な弟が支えている。でも、弟は姉の知らない所で、ヒーローとして姉を守っている。
そんな展開はわりと好きなのですが、一歩進んで「ヒーローとしての力とか関係なく、駄目な弟はしっかり者の姉を支えていた」と言う展開っぽくていい感じ!
実は愛理がそう思い込んでいるだけで兄弟でもなんでもないとか、恋人だったとか、色々と展開が考えられますね…楽しみだw
良太郎が必死で過去からペンダントを持ち帰ったけれども、大工は半年かけて新しいペンダントを用意していたので意味が無かったと言う展開も、大工がちゃんと努力していると言う点で非常に良い。
「誰かに手を貸してもらえなきゃ立てない奴は、立った所で何もできない」そんな極端な話もありますが、今回の大工は正にそういう事。
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