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ワグナー事件について
え~、何故か「ワグナー事件」の検索でこのブログに来る人が多いらしく、
そのワリには事件に関して、このブログでは何も書いていなかったので、この機会にワグナー事件について記す事にします。

私的見解で言えば、ワグナー事件はキリスト教徒ならではの大量殺人事件と言えます。
そもそも、ワグナー事件とは20世紀初頭の南ドイツにおいて発生した有名な大量殺人事件で、「SIREN」「杉沢村伝説」等のモデルとなった「津山三十人殺し」の引き合いに出される事も有ります(少なくとも海外ではこっちの方が有名)。

エルンスト・ワグナーは教師であり、田舎の訛りを嫌って標準語を話したり、無神論者を気取るなど、知性をステイタスとしていた人物です。
事件の発端はワグナーが27歳の頃、ミュールハウゼン村において、泥酔した彼が獣姦の過ちを犯した事から始まります。
「いくら酔っ払ったとは言え、何故に獣姦?Σ(=ロ=;」と頭を捻る様な行為ですが、昔のヨーロッパでは獣で性欲を処理する行為はワリと行われていたらしく、それ用のヤギを連れて戦争してたとか言う頭の痛くなるような話も有り、そういうポピュラーなものだから、わざわざ十戒に「獣姦は死刑!」とか記さねばならなかったのだなぁと…モーゼの苦労が身にしみます(--;
そういった背景を考えると、或いは当時の田舎のドイツ人にとって、獣姦は中学生の喫煙みたいなものだったのかもしれません…禁止されてるからやりたくなるみたいな?(^_^A
或いは、獣姦の事実は無く、泥酔した為に夢を現実と思い込んでしまったのかもしれません。
とにかく、酔いがさめたワグナーはこの事を非情に後悔し、誰かに見られたのではないかと恐れ、村から出た後も疑心暗鬼に悩まされ続けます。
新しい村でも、ミュールハウゼン村の住人が、わざわざワグナーの新しい村までやって来て、獣姦の罪を吹聴し、だから自分は周囲から避けられているのだという妄想に取り付かれます。
ミュールハウゼン村の住人への復讐を決意したワグナーは長い年月をかけて復讐の準備を整えます(「津山三十人殺し」の犯人である都井睦雄も数年をかけて復讐の準備を整えています)。
復讐は1913年、彼が39歳の秋に実行に移されました。
復讐にあたり、彼はまず最初に妻子を殺しています。これは都井をはじめとした他の大量殺人事件の犯人によく見られる事で「家族に迷惑をかけてしまう」と言った、ある種の責任感がそうさせる様です。
妻子を殺したワグナーは、6丁の銃を携え、ミュールハウゼン村に乗り込み、路上の人を次々に射殺して行きます。
多くの大量殺人犯が自殺と言う形で事件の幕を引く中、ワグナーは別の結末を迎えました。長い期間をかけて計画していたワリには、犯行が大雑把過ぎた為、警官や村人によって取り押さえられてしまったのです。
このワグナー事件による死者は9名、重傷者は12名。特筆すべきはターゲットはあくまでも男性に限られ、誤って死傷させた女性1人、女児2人、家畜2匹については、事件後非情に後悔したそうです。これも都井が残した「うつべきをうたず、うたいでもよいものをうった」と、無関係な者を殺してしまった事への後悔と取れる遺書に重なります。

犯行後、村人によって彼の若き日の獣姦の過ちが明らかにされる事を、ワグナーは非情に恐れていたそうですが、勿論それはワグナーの妄想でしかなく、村人はその事について何も知りませんでした。
彼にそこまでさせたのは、獣姦がキリスト教において重大な罪とされる事と無関係ではなかったでしょう。

まぁ、ワグナーと言う人間は、真面目で、神経質で、責任感が強く、そして彼にとってキリスト教の教えと言うものが非常に大きなウエイトを占めていたのだろうと言うのが私の見解です。
無神論者なんてコンプレックスである場合が多いですからね(だから徹底的に否定するのだし)。
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ネバーランドのリンゴ
もえたか | URL | 2007/09/04/Tue 15:39 [EDIT]
参考になった
SIRENやって33人殺しみてから興味を来ましたwwww
ありがとうございました。どうやってそういう情報集めたんですか?やっぱほんですかねぇ?
奥野 | URL | 2008/01/19/Sat 23:14 [EDIT]

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