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この話を見た時期が今でよかった
回路を見た…
ううむ、こういう話の作り方しちゃいけないと言う、反面教師的作品だ(^_^A
そういう意味では、現在シナリオを書いている最中で見る価値はあった。
この作品、話や登場人物の行動に合理性が無いんだよね(--;
とにかく、登場人物に危機感が無く、悠長に事を考えすぎ&他人と協力しようと思わなさ過ぎ。
ホラーなんて所詮作り話なんですけど、作り話だからこそ現実味が無ければ恐怖を感じさせる事はできませんし、登場人物の行動の合理性が無ければ茶番も良い所です。
そういう、話作りの基礎が駄目。

あと、個人的には価値観と考え方が違いすぎ。「死にたくなる時あるだろ?」とか言われても全く同意できないし、人の生死に関する哲学的な部分とかは本当に共感できないんですよね。私は「死んだら無」と言うのが当然だと考えている人間であり、少なくとも自分と言う存在が他人の記憶の中やタンパク質のカタマリと言う以上に、何らかの形で死後も存在するとは思ってませんから。
「有史以来、幽霊が増え続けて、世界の器がそれを支えきれなくなった」と言われても、私の考え方からすれば、先ずそういった個人的な生死観から違ってますし、仮に霊を受け入れる為の世界が有限であるとするなら、エネルギー保存の法則に反してます。

そもそも、私は霊の存在を認めていませんが、仮に霊魂や幽霊と言う物が有ると仮定した場合。
世界と言う閉じた系の中のエネルギーの総量は変化しませんから、形を変えて存在し続ける訳で、そもそも何も無い0の状態から突然魂が発生する訳はないのです。
肉体が元は母体の一部から形成され、その材料となるものは母体が食物摂取等によって得ている様に。炎が燃焼物を糧に熱量を生み出すように。何かが生ずる時には元となる何かが存在するのです。
魂も無から発生するとは考えられず「魂の材料」みたいなものから作られると考えるべきで、単純に考えて死んだ動植物の魂が何らかの形で還元される。
輪廻転生の様に魂そのものが肉体を乗り換えると言う事もあるかもしれませんが、どちらかと言うと死んだ際に肉体がそれまでと異なって変質するように、魂も何らかの変化が有ると考えるべきであり、「魂」と「魂の材料」はイコールではなく、死んだ後、魂は魂の材料に還元されると考えた方が良いでしょう。
ある材料から全くの物を作り出すことも可能な訳ですから、幽霊は「魂の材料」から作り出された、或いは何らかの因子が「魂」から抜け落ちた、生きている人間の「魂」と異なる霊的存在であるとも考えられます。
或いは、その魂の材料の集合体を一つのエネルギーと仮定して考えると(地球を一つの生命と考えるガイア理論のように)、或いはそのエネルギーを神と呼べるのかもしれませんね。
人間の理解可能な知性を持つとは思えませんが。

まぁ、そんな自分で存在を信じていないものに関する仮定の話はおいといて(/--)/
そういう考え方や価値観が違うから駄目と言うのではなく、自分と異なる感性、考え方でも良い話も多いですし、むしろ刺激になります。魂の飽和などのアイデアは私では出ない物ですから、突き詰めていけば面白い話になるんじゃないかなと思えます。

しかし、話や主人公の行動に合理性があって、それで価値観や考え方の異なる展開を見せられるか、子供が作ったような出鱈目な話でも、作品の中で語られる価値観や考え方が一致している(或いは「ジョージ秋山」の漫画の様にインパクトがある)場合は、「ああ、何か良い作品だな」と見る側としては思える訳ですが、この作品の場合は…
話の展開も、登場人物の行動も合理性が無く、作品の中ので語られる仮設や価値観にも共感できないとなると、これはもう映像作品としては絵的な演出しか見る所が無いんですよ!
ああ、良かった。小説なら本当に駄目駄目だった。

でも…その絵的な演出も、実はあんまり褒められたものではないんですよね(--;
いや、作品全体を覆う重苦しい映像効果は非常に成功していた。成功していましたが、それはストーリーで成功していた場合に評価されるべき所で、他が駄目なら絵的なインパクトしかないのに、インパクトとは真逆の所に行っちゃったからなぁ…
演出の狙いが良かっただけに、逆効果になっててしまった感さえあり、非常に残念。

何だろう… 「ガンダムSEED DESTINY」でさえ、キラのフリーダムvsシンのインパルスの戦いは面白かったのに、そういう絵的なインパクトも無いとなると、本当にもう「こういう話作っちゃ駄目だ」と言う反面教師的な意味しか、この作品の価値は見出せない。
くっ…こんなにも他人の作品をボロ糞に貶したのは初めてだ。

あと、赤いテープは緑色の宇宙人を封じ込めたりと、色々使えるなぁ…
昨日、ゼブラーマン見たばっかなので(^_^A

追記
あ、そうそう。
輪廻のレビューで書いた「実験の説明が欲しい」と言う説明の部分は、この作品程度の説明で良いんですよ。「良く分からないけれど、自殺した人達は共通する法則があった」程度で。
そういうサジ加減(ホラー作品を作る技術)は秀逸。
だからこそ逆に「そういう技術を持ちながら、何で出来上がったのがこれ?」という……
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