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何やかんやは……何やかんやですけど何か?
・今回のレビュータイトル
 「マクロス フロンティア #最終話」
ああ、思ったより最終回らしい終わり方だったw
何の話かと言えば33分探偵

33分探偵は堂本剛演じる私立探偵鞍馬六郎が、普通なら5分で終わってしまう簡単な事件を「はたしてそうでしょうか?」の一言で無理やり複雑な解釈をして、「この簡単な事件…俺が33分もたしてやる!」と捜査に介入、ありえない推理で容疑者を乱立させ、そのありえない推理に警察や関係者が散々振り回された挙句、結局最初に考えられていた犯人が真犯人でした……と言った流れを基本とするコメディドラマで、作品内のお約束や演出にアメリカの古いドラマとの共通点が見られ、ある意味オマージュ作品と言えます。

オムニバス作品の為ストーリーに連続性は無く、しかもコメディですから最終回と言っても「探偵を辞める(と思ったら辞めなかった)」とか「主人公が死ぬ(と思ったら生きていた)」程度の話かなと思っていたし、実際そうだった訳ですが、作品のテーマ的な事をちゃんと出してくるとは思っていなかった。
まぁ、そもそも、この作品にテーマとか無いから(その筈)、「テーマ的な事」なんだけど(^_^A
で、そのテーマ的な事ですが、33分持たせる為に、六郎によって容疑者にされる人たちに、被害者に対する殺意と言うか恨みを抱いている事も多い訳です。言ってみれば殺したいと思っていても、それを思いとどまっていた人たちと言うのが、この最終回だけではなく毎回の様に登場していた訳です。
それに対して、今回の犯人は試験に落ちた腹いせに無関係な人間を殺し、そんな犯人に対して六郎が怒ると言うのは、ちゃんと最終回っぽいエピソード。

> マクロスF
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「アレは…ランカじゃない!」
すみません……アルト君やフロンティアの人達は、あの巨大ランカがヴァジュラの力で巨大化したランカ本人だとでも思っていたのでしょうか(^_^A
まぁ、あんなに穴だらけのレオンの虚言を信じて疑わないアルト君だしなぁ……
本物のランカがヴァジュラオンして巨大化したと…本気で思っていたんだね(--;

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ヴァジュラはランカを助け出そうと行動していた。
なるほど、確かにヴァジュラの母星にたどり着いた時のイベントはそれで説明が付くのですが、だとすると学園でのコンサートのシーンで、得体の知れない無数の生物に取り囲まれたランカを目の前に、呑気にランカの歌を聴いていたヴァジュラを初めとする幾つかのシーンに説明が付かなくなるような(^_^A
戦闘中にいきなり求婚されたらヴァジュラも混乱するよなぁ……って部分は妙に納得。

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まぁ……シェリル生存は強引だったけど、それはそれで良し。
アルトが本当に好きなのはランカだという事でアルトの事を諦めたのに、(アルトが好きなのはシェリルだと誤解している)ランカの「あたし、負けません!歌も…恋も!」と言う言葉で、リタイア取り消しと言う展開も良し。

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あと、フォールド波によるネットワークを完全否定している様で、実際はそれでランカもシェリルも助けられた訳だし、フォールドクオーツのイヤリングを付けてればインプラントなんて行わずに良いみたいだし、作品としては完全否定している訳では無い訳ね。
SMSの皆は「そう言えば支配目的でなければ全人類インプラント化なんてしなくとも良い訳だし、事を大きく考えすぎだったか?」とか、小っ恥ずかしい思いを味わっているのだろうか(^_^A
こういったSMSの皆の極論に代表される様に、ここ数回のストーリー展開は強引だなぁ……そんな」ストーリー展開の強引さを犠牲に、ファンサービスに徹した展開を心がけた様な気がします。

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ゴーストV-9。
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突撃ラブハート。
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あっちが遠隔操作のV-9なら、こっちはX-9と同じ完全自律のユダシステム開放だ!
(多分、統合軍の最重要禁止事項の一つ)
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鳥の人はヴァジュラクイーンを模してプロトカルチャーが作りました。
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「この歌…なんだったのかしらね?」
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ビルラーの真の目的は、フォールド波によるネットワークによる、消息不明のメガロード1(ミンメイ)発見。
等の過去作品へのオマージュ満載。
そういった意味でもファンサービスに徹した最終回と言えたでしょう。
メドレー最高!
でも、どうせならメドレーでシェリルに突撃ラブハートを歌って欲しかった。当然、オズマの活躍シーンでw

【総評】
何と言うか……シリーズ構成がおかしい!
ミシェルが死ぬ辺りまでは良い感じだったのですが、残り5話に今まで伏せられていた伏線を一気に消化しようとして、ストーリー展開に強引さを感じると言った「何だかなぁ(--;」な展開。
23話のレビューでも書いたけど、本来もっと早い段階からオープンにすべき伏線が多すぎるよ!Σ(゚ロ゚)
最近の風潮で、何でも謎にしておけば視聴者は興味を持つみたいな話作りがあるのですが、本作はその良い失敗例と言えるでしょう。
「マクロスFは視聴者に公開する情報の賞味期限を間違えて失敗した」その分析は間違っていないと思いますが、失敗した点を改善する事をスッパリ諦めて、最終回ファンサービスに徹したのは大正解。
欠点を改善しようとして、結果的につまらない物にするよりは、商業的な話作りとして正しいやり方です。自己満足の文学作品じゃないんだから。
それにしても…ミシェルの姉の死など、未消化の伏線も多いんですよね(--;
監督が最初に考えていた事の何割ぐらいを描けたのだろう?
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Comment

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やっぱり吉野が好きだなぁと実感
24話が終わった時点では「どう考えてもあと1話では纏まらないだろ」と危惧してたのですが、それを無理やり吹き飛ばすノリと勢いだけで押し切られましたw
このやり方は当然、賛否両論あるんでしょうが(というか実際なってる)私は有りですね。

1つ気になる事を挙げるとするなら劇場版はいつ頃、決まったのかという事。
急遽、決まったのであれば仕方ないのですが早い段階から決まっていたのならもう少しやり方があったんじゃないかなぁと(例えば伏線の幾つかは劇場版に回すとか)
比呂飛鳥 | URL | 2008/09/30/Tue 01:58 [EDIT]
re:比呂さん
最終回はこれまでの状況を考えるに、ベストに近いと思います。
ただ、これまでの進行状況を上手くやり繰りしていれば、これとは別に手放しでほめられる物ができたのでは無いかと言うのが残念。

劇場版は本編の焼き直しならそれでいいと思うんですが、本編とは完全に別状態の話が見たいので(それこそ、マクロスダイナマイト7みたいなのが)、主要な伏線をTVだけで何とか纏めたのも、それなりに評価しています。
黒川 | URL | 2008/09/30/Tue 20:31 [EDIT]

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